2004年頃よりECサイト制作を主体とした案件を数多く構築。欧州ビール好きが嵩じ、自身のECサイト欧州麦酒屋を開設・運営中。
ヨーロッパビールの奥深さを現在も探求中です。
アルコール度数が6〜12%と高めで、麦芽の甘みやコク、濃厚な旨味をしっかりと感じられるビールです。イギリス発祥のビアスタイルで、バーレイワインやオールドエールと同じく「飲みごたえ」「熟成感」が特徴です。
ホップよりも麦芽のリッチな香りが主体。熟成によってシェリーやワインに近い香りを持つことも一般的で、冷やしすぎず、12〜15℃程度の「やや高めの温度」で飲むと香りと甘みが引き立ちます。
ドイツ生まれの濃厚で力強いラガービールです。深い琥珀色から濃いブラウンの外観で、麦芽由来のキャラメルやドライフルーツのような甘みとコクが際立ちます。
アルコール度数は高めで飲みごたえがありながら、ホップの苦味は控えめでまろやかな口当たり。寒い季節や食後酒に最適で、肉料理や熟成チーズ、チョコレート系デザートとも相性抜群の贅沢な一本です。
ケルシュはドイツ・ケルンでのみ造られる伝統的なビールで、エール酵母を使いながらも低温熟成を行うことで、すっきりとした飲み口を実現しています。
淡い黄金色に透き通るような輝きがあり、口に含むと麦芽のやわらかな甘みと上品なホップの苦味がバランスよく広がります。
フルーティーさもほんのり感じられ、軽快で爽やかな後味が特徴です。
アルコール度数も控えめで飲み疲れしにくく、気軽に楽しめるのが魅力です。
トリプルらしい高めのアルコール度数を持ちながらも、琥珀色のやわらかな輝きと軽やかな飲み口が特徴です。
麦芽の芳ばしい甘みと、柑橘やスパイスを思わせるホップの香りがバランス良く調和し、しっかりとしたボディがありつつも後味はドライでキレがあります。
重すぎず、トリプルの豊かさを楽しみたい方にぴったりの一本です。
小麦を贅沢に使用したベルギー伝統の白ビールです。
ほんのり白濁した淡い黄色が特徴で、オレンジピールやコリアンダーによる爽やかな柑橘香とスパイシーな余韻が広がります。酵母由来のフルーティさも加わり、軽快で柔らかな口当たり。苦味は控えめで飲みやすく、夏場や食事のお供に最適です。
まるでベルギーのカフェで風を感じながら味わうような、心地よい一杯です。
ベルジャンIPAは、ベルギーの伝統的な酵母由来のフルーティでスパイシーな香りと、アメリカンIPAのようなホップの強い苦味や柑橘系のアロマが融合したスタイルです。
酵母がもたらすバナナやクローブ、白胡椒のような複雑な風味に加え、ホップからはグレープフルーツやトロピカルフルーツの爽快な香りが広がります。口当たりは比較的ドライで、苦味とフルーティさが絶妙に調和しており、飲みごたえがありつつも後味は軽快。
ベルギーの個性とモダンなホップ文化が合わさった、独特で個性的なビールです。
麦芽の風味が強く、アルコール度数も比較的高めのビールです。
一般的にスコットランドの伝統的なエールはホップを控えめに使い、代わりにモルトの甘みや香ばしさをしっかりと前面に出します。
ヘビーエールはその中でも濃厚で重厚な味わいを持ち、キャラメルやトフィー、時にはドライフルーツを思わせるニュアンスが感じられます。
ドイツ発祥の下面発酵ビールで、力強いモルトの風味とリッチなコクが特徴です。
アルコール度数はやや高めで、パンやキャラメル、ナッツを思わせる香ばしさが広がります。
口当たりはまろやかで、苦味は控えめ。寒い季節にじっくり味わうのにぴったりな、重厚感のある伝統的なラガービールです。
自然発酵で造られるベルギーの伝統的なビールで、複雑で酸味のある味わいが特徴です。
ブリュッセル周辺の空気中に棲む野生酵母や乳酸菌が麦汁に入り込み、木樽でゆっくり熟成されることで、ワインやシードルにも似た香りと酸味が生まれます。
若いランビックはフレッシュで爽やか、熟成が進むとドライフルーツや蜂蜜、ナッツのような深みが加わります。
グーズ(若いランビックと熟成ランビックのブレンド)や、チェリーやラズベリーを加えたフルーツランビックなど、スタイルも多彩です。酸味を活かしたチーズや魚介、脂ののった肉料理とも相性抜群です。
ドイツ発祥の濃厚で力強いラガービールです。麦芽を贅沢に使用し、深い琥珀色から濃いブラウンの色合いと、しっかりとしたアルコール感(通常7%前後)が特徴です。
香りはキャラメルやトーストしたパン、ドライフルーツを思わせ、味わいはまろやかな甘みとほのかな苦味が絶妙に調和します。
寒い季節や肉料理との相性が抜群で、ゆったりと楽しむのに最適な一本です。
深く濃い色合いと力強いアルコール感が特徴の濃色ラガーです。
香ばしいローストモルトの風味に、カカオやキャラメル、ほのかなダークフルーツの甘みが重なり、複雑で重厚な味わいを楽しめます。
低温発酵ならではの滑らかな口当たりと、しっかりとした苦味が全体を引き締め、余韻は長く心地よい。
寒い季節や特別な日にじっくり味わいたい一本です。
ドイツ・デュッセルドルフ発祥の上面発酵ビールで、低温熟成によってすっきりとした後味を持ちながら、モルトの香ばしさとコクが楽しめます。銅色〜赤褐色の美しい色合いと、カラメルやナッツを思わせるアロマが特徴。
中程度のホップの苦味が心地よく、ソーセージやローストポーク、チーズなどと相性抜群です。
焙煎した麦芽や大麦を使用することで生まれる、深いコクと香ばしさが魅力の黒ビールです。
ロースト香の中にチョコレートやコーヒーを思わせるアロマが広がり、ほのかな甘みと苦味が絶妙に調和します。しっかりとしたボディと滑らかな口当たりが特徴で、ゆっくりと味わうほどに複雑な風味が感じられます。
寒い季節や、濃厚なデザート・肉料理との相性が抜群です。
黄金色の外観と力強いアルコール感(8〜10%前後)が魅力のベルジャンスタイルエールです。
華やかなフルーティーアロマとスパイシーな酵母香が広がり、口当たりは軽やかでありながら奥深い味わい。
モルトの甘みとドライな後味が絶妙に調和し、飲みごたえと爽快感を兼ね備えています。特別な日の乾杯や食中酒にもぴったりな、エレガントかつ力強い一杯です。
アルコール度数が高く(7〜12%前後)、深い色合いと複雑な香りを持つ濃色ビールです。
モルト由来のカラメルやトフィー、ドライフルーツのような甘く芳醇な香りに加え、チョコレートやナッツ、時にスパイスのニュアンスも感じられます。
口当たりは豊かでまろやか、余韻は長く、じっくり味わうのに最適です。寒い季節や食後酒としてもおすすめです。
深い琥珀色としっかりしたモルト感が魅力の力強いエールです。
カラメルモルト由来の甘く香ばしい香りに、ほのかなトフィーやナッツのニュアンスが重なります。
モルトの豊かな甘みと中程度の苦味がバランスよく調和し、飲みごたえのある味わいに仕上がっています。
ローストビーフや熟成チーズ、スパイシーな肉料理とも好相性です。
ドイツ発祥の濃色ラガービールをさらに強化した力強いスタイルで、アルコール度数は高め(通常7〜10%)ながらも滑らかな口当たりが特徴です。深いマホガニーから黒褐色の液色を持ち、ローストモルト由来のカラメルやトフィー、ビターチョコレート、ドライフルーツの香りが複雑に広がります。
口に含むと厚みのある麦芽の甘みと芳ばしさが感じられ、適度な苦味が全体を引き締めます。
余韻は長く、ほのかなアルコールの温かみが残るため、寒い季節やゆっくりと味わうシーンに最適な、重厚で贅沢なビールです。
高アルコール(通常8〜12%以上)で長期熟成にも耐える、英国発祥の濃厚なビールスタイルです。名前に「ワイン」とありますが原料は麦で、ワインのように複雑で芳醇な味わいを持つことからこの名が付けられました。
濃い琥珀色から深い銅色を呈し、レーズンやプラムなどのドライフルーツ、キャラメル、トフィー、時にナッツやシェリーのような熟成香が感じられます。口当たりは重厚で甘みと苦味のバランスが良く、熟成が進むほどまろやかさと奥行きが増します。
デザートや濃い味の肉料理と特に相性が良いビールです。
シャンパーニュのようなドライな飲み口と、IPA特有の華やかなホップ香を融合させたビアスタイルです。
酵素を用いて糖分を極限まで分解し、非常に低い残糖度を実現しているため、口当たりは軽快で切れ味抜群。
グラスからはトロピカルフルーツや柑橘、白ブドウを思わせる香りが立ち上がり、苦味は控えめながらも香りの余韻が長く続きます。
淡い黄金色ときめ細やかな泡立ちが見た目にも爽やかで、魚介料理やサラダ、軽い前菜などとのペアリングにも最適な、モダンで洗練されたビールです。
赤みがかった銅色の外観に、カラメルやトーストを思わせる香り、ほのかなドライフルーツの甘みが広がるバランス型エールです。
口当たりは滑らかで、苦味は中程度。後味はクリーンで、食事と合わせても主張しすぎません。
飲み頃温度は8〜12℃。初めてのクラフトにも、ゆったり味わいたい方にもおすすめです。
1920年代のベルギーでは、第一次世界大戦後に駐屯した英国兵たちにより伝えられたスタウトが流行しました。
ベルギーの醸造文化とスタウトスタイルが融合した濃色エールです。
深い黒褐色とクリーミーな泡立ちが特徴で、焙煎モルト由来のチョコレートやコーヒーの香ばしさに加え、ベルギー酵母特有のフルーティーでスパイシーな香りが広がります。
口当たりは滑らかで、しっかりとしたコクと適度な甘み、心地よい苦味がバランス良く調和。アルコール度数は中〜高めで、余韻にはドライフルーツやキャラメルを思わせる複雑な風味が残ります。濃厚さと華やかさを併せ持ち、チーズや肉料理、デザートとも好相性のビールです。
ウィートとは小麦のことで、小麦を使って作られたエールビールを意味します。
ベルギースタイルのウィートエールは、原料にフルーツなどの副原料を使用して、まろやかな口当たりと苦味の少ないスタイルのビールです。
ビールの苦手な方にもビールを楽しめるエールビールが多いです。
大麦麦芽に加えて小麦麦芽を多く使用して醸造されるエールビールで、軽やかで柔らかな口当たりと爽やかな風味が特徴です。
一般的に色合いは淡い黄金色から濁りのある明るい黄色で、泡立ちはきめ細かくクリーミー。酵母由来のバナナやクローブ、時には柑橘を思わせる香りが感じられ、苦味は控えめで飲みやすい仕上がりです。
スタイルには、ドイツのヴァイツェン、ベルギーのホワイトエール(ウィット)、アメリカンウィートなどがあり、サラダや魚料理、軽めの前菜などとの相性が良い、幅広く親しまれているビールです。
スコットランドで伝統的に造られる濃色エールで、麦芽の甘みと深いコクが際立つビールです。ホップの使用量は控えめで苦味は弱く、カラメルやトフィー、干し果物を思わせる香りが豊かに広がります。
アルコール度数はやや高めで、口当たりはまろやかかつ滑らか。長時間の煮込みによってモルトの風味が凝縮され、心地よい甘みと温かみのある余韻が楽しめます。
寒い季節やゆったりとした時間にじっくり味わうのに最適なビールです。
フランス北部の伝統的なビア・ド・ギャルド(Bière de Garde)スタイルを代表するエールビールです。
美しい琥珀色と豊かなモルトの香りが特徴で、カラメルやトーストのような甘く香ばしい風味が広がります。
口当たりはまろやかで、しっかりとしたコクとバランスの良い苦味が感じられ、後味はクリーンで心地よい余韻を残します。
低めの発酵温度と熟成により、複雑ながらも飲みやすく、食事とも好相性です。
バルト海沿岸地域で発展した濃色ビールで、ロシア帝国時代に輸出用として人気を博しました。
ローストモルト由来のチョコレートやコーヒーのような香ばしさに加え、プラムやレーズンのような熟成感あるドライフルーツの風味が特徴です。
アルコール度数はやや高めで、滑らかな口当たりとほのかな甘み、しっかりとしたボディが楽しめます。
低温発酵によるクリーンな後味が、重厚さの中に上品さを与え、長い余韻を残します。